ご自宅で生活していくうえで欠かせないことなのになかなか自立が難しいのが「浴槽の跨ぎ動作」と「トイレの移乗動作」と言われています。ご自宅の浴槽(便座)の高さや長さ、手すりの位置や壁の距離などを測り、ここに再現することで、効果的なトレーニングと評価を行うことができます。麻痺がある方や体力低下によりできなくなってしまった方などに取り戻していただきたい生活動作です。
ご自宅で自立した生活を送っていくためのトレーニング
台所仕事が出来なくなってしまった方に対して、「それではヘルパーさんにやっていただきましょう」ではなく、「また出来るようになりましょう。お正月にはまた息子さんに黒豆煮てあげましょう」を目指していきましょう。

そのためにはまず
5分間立っていられるようにトレーニングしていきましょう

レッグプレスを3セット
※散歩道金沢で使用しているトレーニングマシンは、リハビリ用に開発された専用のマシンですので、身体への負担が少なく無理なくご利用できます。その他のトレーニングマシンのご紹介は、トレーニング内容をご覧ください。
自宅のお風呂に入れるようになるデイサービス
退院時(在宅復帰の際)に心配なことは、『トイレ』『入浴』『食事』と言われています。

ADLシミュレーションシステムを利用する事でご自宅のトイレやお風呂を再現し、トレーニングや評価ができます。

(1)トイレセット
・自宅のトイレの居住空間を再現トイレ動作・立ち上がり動作などの日常生活動作のトレーニング・シミュレーションが行えます。

(2)開放型浴室セット
・浴槽の長さや手摺の位置が調整可能です。仕切りで浴槽底面長さを7段階に設定可能、手摺は10㎝、前後2段階まで変更可能
・着衣のままトレーニング状況をしっかり観察できます。
・開放側から一連の入浴動作の状況を容易に観察でき、適切な指導に役立ちます。
・動作の撮影がしやすく、画像を利用したフィードバックにも応用できます。
・浴槽への出入りが容易なので、最適な位置からの指導・介助ができます。

ご希望が多いにもかかわらず、なかなか実現できないご自宅での入浴を実現させていきましょう。